印刷・封入シミュレーター

人数・枚数・パックの条件を変えると、「何をどう刷って、どう詰めるか」がその場で変わります。社内向けの確認用です。印刷は自社のUVプリンター(Mimaki UJF-6042MkII e)で行い、本物の印刷データは POCAPA 管理画面の「印刷管理」で作ります。このページは計画と見本を見るためのもので、印刷用のファイルは作りません。

条件

メンバー人数
発注総数の目安(枚)
1パックに入れる枚数
SR以上1枚確定
刷り損じ予備(印刷ミスの差し替え用)

無地カード(台紙)が違うカードは、同じシートに混ぜずに別のシートで刷ります。いまの見込みは「Cは白無地・R以上はホログラム」です(台紙は試し刷りで決めます)。

カラーと白は同時に刷れます。クリア(つやを出すインク)は同時に刷れないので別の回にします(斜木さんの確認)。カードは治具に並べたまま、同じ PDF に次の回の設定を当てて続けて刷ります。ほかの2つは比較用です。

R以上は カラー・白・クリア を刷ります。Cにクリアを刷るかは、ラボでカードデータを作るときにカードごとに選びます(既定は「あり」)。ここでは全部あり/全部なしで比べます。クリアなしのCは1回で刷り終わるので、別のシートにします。Cに白を使うかは試し刷りで決めます(カラーと白は同時に刷るので、時間は変わりません)。

箔を付けるかは、カードデータにサイン画像があるかで自動で決まります(レアリティでは決まりません)。このページでは「どのレアリティの絵柄にサインがあるか」で近い形を作ります。箔ありのカードは、サインの所にだけプライマー(箔をくっつける下塗り)を刷り、取り出してから金箔を熱で転写します(順番は カラー+白 → クリア → プライマー → 取り出して金箔を熱転写。斜木さんが実証済み)。プライマーの回をまとめるため、箔ありのカードは「箔シート」に集めて最初に刷り、封入のときに各ロットへ足します。確定シートの枠は「32 − そのロットの箔ありの枚数」になります。メッセージを「カラー+箔」にするか「箔のみ」にするかもラボのカードデータで決まり、刷る回数は変わりません。

シートの中の32か所にどの絵柄を置くかは、機械がこの番号からランダムに決めます。同じ番号なら何度計算しても同じ並びになります。印刷管理では印刷案件ごとに自動で振られて記録されます(確定する前なら変えられます)。

レア比率を設定する(任意)おすすめ:35 / 29 / 22 / 9 / 5(見積もりと同じ)

SR以上を合計36%にする目標です。3枚入り・確定ありでは、丸めた後も確定枠が足りる構成を優先して探します。実際の比率は下に表示します。見積もりシミュレーターと、印刷管理の「おすすめで計算する」も同じ比率・同じ丸め方です。

レアリティの比率(%)
種類数と1種類あたりの枚数は、区切りのよい枚数から自動的に決まります(確定ありでは必要数も確認)
  • 種類の数 — 枚数が多いほど増やします(1人5〜10種)
  • 1種類あたりの枚数 — 5枚・10枚など区切りのよい数にそろえます
  • 総枚数 — パックに余りが出ない枚数にします
治具に並べて刷る回数(1シート=32枚・片面)
0 シート
無地カードを最大32枚並べて、1シートずつ印刷します。
0枚カードの総枚数
0枚予備込みの印刷枚数
0パックパック数
0ロット封入のロット数
(1ロット=32パック)
0枠空き枠
(台紙・刷り方・シートの種類ごとの端数)
—シートの内訳

プリンター(Mimaki UJF-6042MkII e)の前提

自社のUVプリンターで、印刷ソフトは Windows PC の RasterLink7 です。最大作図範囲は610×420mm。カード63×88mm・塗り足し各3mmと仮定すると、69×94mmを8列×4行=552×376mmで32枚並べられます。逆向きの単純な格子なら6列×6行=36枚ですが、この計画ではご指定の最大32枚を使います。治具(カードを並べる位置決めの型)や隙間を含めた実寸は、治具ができてから測り、印刷管理の「設定(レイアウト)」に入れます(いまは仮の値)。

610 × 420 mm のテーブル(治具に32枚)

8列 × 4行・配置範囲 552 × 376 mm(寸法の例)

今回の実機は、カラー・白・クリア・プライマーの4種類のインクをすべて積んだ構成です(斜木さんの確認)。カラーと白は同時に刷れ、クリアとプライマーは別の回にします。メーカーの資料にある「特色は2本まで(白+白/白+クリア/白+プライマー/プライマー+クリアのどれか)・3つは同時に積めない」は標準の構成の話で、今回の実機には当てはまりません。カードの素材にプライマー(インクを密着させる下塗り)は不要です。プライマーは、箔を付けるカードのサインの所にだけ刷ります。台紙が違う無地カードは別のシートにまとめて刷り、厚み・インクの密着・硬化を試し刷りで確認します。

出典:メーカー仕様 / 2層同時印刷とインク構成 / カタログ(モード別の印刷時間)(2026-10-10確認)

作業手順

作業時間の見積もり

前提の値を変える「仮の値」は実機で測って差し替えてください

既定値は、メーカーのカタログにある UJF-6042MkII e の「1テーブルあたりの印刷時間」(公式)です。カラー+白は「カラー+ホワイト同時印刷」、クリア・プライマーなど1種だけの回は「カラーのみ印刷」の値を使います。表は610×420mmの全面なので、32枚の範囲ではやや短くなるはずです(安全側)。モードを変えると下の欄も既定値に戻ります

仮の値。1回の刷りごと。印刷管理で次のシートの PDF をダウンロードし、プレビューを目で確かめる

仮の値。1回の刷りごと。RasterLink7 でそのシートの PDF を開き、回ごとの設定の型を当てて、1枚目と32枚目のカードIDを画面と見比べる(刷っている間に次のシートの分を済ませる)

仮の値。無地カードの種類ごとに1回

2つなら、プリンターが一方の治具を刷っている間に、もう一方の治具でカードの取り出しと次の32枚の並べ・位置合わせを済ませ、刷り終わったら治具ごと入れ替えます(斜木さんの確認)。1つなら、並べる・取り出すあいだプリンターは止まります

仮の値。治具2つのときだけ。刷り終わった治具を外し、並べておいた治具を載せる。この間、プリンターは止まります

仮の値(根拠なし・実測で差し替え)。32枚を治具に置き、位置を丁寧に合わせる。治具1つのときはこの間プリンターが止まります(治具2つなら刷っている間に、もう一方の治具で行う)

仮の値。刷り上がった32枚を取り出し、画面に出る位置の範囲ごとに、ロットの確定枠カード・通常枠カード・予備に分けて置く(仕分けもこの中)。治具1つのときはこの間プリンターが止まります(治具2つなら外した治具の上で、刷っている間に行う)

仮の値。カードは並べたまま、同じ PDF に次の回(例: クリア)の設定を当て替えて刷り始める(この間、プリンターは止まります)

仮の値

仮の値。箔シートだけ。プライマーを刷ったカードに金箔を重ねて熱で転写し、余分な箔をはがす(プリンターの外の手作業。取り出した後。刷っている間にできる)

仮の値。詰める前に、そのロットの確定枠カード(確定シートの分+箔シートから足す分=32枚)と通常枠カード(64枚)をそれぞれ切り混ぜる

仮の値

斜木さんの実感「5秒に1パック」。機械は連続式卓上・コンベア一体型、約12m/分・シール幅12mm(商品ページ記載)。機械の送りは1パック1秒未満なので、人が入れる速さで決まります

仮の値

1シートの並べ方(見本)

1マスがカード1枚です。色はレアリティ、「C①」のような名前は絵柄(C①とC②は別の絵柄)。カードはまずロット(32パック)に配り、シートの中の32か所にどの絵柄を置くかは機械がシード値からランダムに決めます。薄い色のマスは予備(どのロットにも入れない)、点線は空き枠です。図は32枠を縦長に表示した模式図です(実際の寸法・配置は「プリンターの前提」参照)。

すべてのシート(タップで拡大)

ファイルのイメージ

印刷データは1シートにつき PDF 1つです。印刷管理の進行画面で「次のシート」の PDF をダウンロードし、RasterLink7 で開いて刷ります(手順は「作業手順」の「印刷管理の画面での操作」)。PDF の中に、カラー・白・クリア・プライマー(箔シートだけ)の版がレイヤー(重ねた層)として入っています。白・クリア・プライマーは特色版(「この名前のインクで刷る」という指定)で、RasterLink7 の回ごとの設定の型で、その回に刷る版だけを使います。カラー版は絵柄、白版は白インクを置く場所(データ上は黒く見えます)、クリア版はつやを乗せる場所、プライマー版は箔を付けるサインの場所です。見本は です。

カード1枚ごとに中身が変わる仕組み — 印刷案件を確定すると、32か所の並びとカードIDが決まります。印刷管理は、その内容からシートの PDF をダウンロードのたびに作ります(保存はしません)。32枚の並び・カードID・白とクリアの範囲は、刷る前に PDF のプレビューで見えます。カードID(アプリでデジタル版を受け取るための英数字12桁)はカード本体に文字で刷ります。白インク・Noto Sans JP 太字・大文字の高さ約1.34mmで、元のプリント番号があった位置(右下)に入ります。QRコードは使いません。配置(治具の1枚目の位置・間隔)は印刷管理の「設定(レイアウト)」で決めます。

フォルダの構成(例)


  
ファイル名は例です。本物の PDF は POCAPA の印刷管理で作ります。このページは計画と見本の表示用で、印刷用の PDF は作りません。配置は治具ができたら実機で確かめてください。

パックの詰め方

1パックの中身

ロットごとの中身